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事業案内

ごあいさつ

栃木県牛乳普及協会 会長 臼井 勉

栃木県牛乳普及協会
会長臼井 勉

はじめに

当協会は、栃木県内の生乳生産者・乳業者・牛乳販売業者の団体で構成され、設立された昭和54年以来、県民の皆様に牛乳・乳製品の良さをご理解いただき、消費を拡大させるための普及・啓蒙活動を行っています。

日本の酪農は世界有数のレベルを誇っています。その中でも栃木県の生乳生産量は北海道に次ぐ全国第2位、「ミルクの国 とちぎ」です。

栃木県は令和5年より、毎年8月・12月を「栃木県民牛乳消費拡大月間」と定めています。当協会も同年7月からミルクキッチンカー“ミルット号”を稼働し、消費拡大のため普及PRをしています。

安全・安心な牛乳をお届け

県内の酪農家は400戸を超えており、それぞれが安全で高品質・高乳量の生乳を生産するため、乳牛の健康チェックをしながら育て管理しています。酪農家で搾られた生乳は、乳質検査の後クーラーステーション経由、または直接牛乳工場へ運ばれます。工場内で殺菌等の処理を行い、製品化された後に学校や牛乳販売店、スーパー等に配送され販売されます。

すべての過程において重要なことは、冷蔵の流通がきちんとされ新鮮さの保持と衛生管理が徹底されており、生乳生産から消費者のお手元まで安全・安心な牛乳をお届けしています。

牛乳・乳製品で健康な身体づくりを

日々の健康を保つには、様々な栄養成分を摂取する必要があります。

カルシウムについては、日本人は過去長期にわたり少ない摂取状態が続いています。カルシウムは丈夫な骨や歯を作るほか、筋肉の収縮をスムーズにすることや神経の働きを助けます。そのカルシウム摂取には牛乳が最も適しており、特に骨が成長する10代のうちに十分に骨量を蓄えることが大切です。摂取する目標は、成長期の10歳で1日800mg、30歳以上の大人の方であれば1日600mgであり、牛乳200ml 2本で半分以上を摂取できます。残りのカルシウムは食事からとることで、無理なく目標を満たせます。なお、骨を丈夫にするにはカルシウム摂取に加え運動も大切ですので、牛乳を飲んで運動を習慣化することをお勧めします。

また、牛乳には良質なたんぱく質が含まれており、病気に対する免疫機能を高めたり筋肉を強くする働きがあります。その他、乳脂肪や乳糖はエネルギー源になり、ビタミンやミネラルなど健康に必要な栄養成分が含まれています。さらに、牛乳から作られるヨーグルトやチーズ・バターなど乳製品も、同じ様な栄養成分が含まれていますので、バランス良くお好みに合わせて摂取し健康な身体づくりをして頂きたいと思います。

結びに

県民の方々に健康な毎日を過ごして頂けるよう、牛乳普及活動をしてまいりますので、今後とも「ミルクの国 とちぎ」の牛乳・乳製品を、よろしくお願い申し上げます。

設立概要

名 称 栃木県牛乳普及協会
事務所 栃木県宇都宮市
(現住所:宇都宮市平出工業団地6番地7)
設立日 昭和54年9月25日
目 的 栃木県内の生乳生産者、牛乳処理業者及び牛乳販売業者が一体となり、全国牛乳普及協会(現 一般社団法人Jミルク)と協力しつつ牛乳の消費普及を推進し、栃木県民の食生活の向上に資するとともに、栃木県下の酪農乳業の発展を図る。

組織構成

会 員 3団体
・栃木県酪農協会
・栃木県牛乳協会
・栃木県牛乳流通改善協会
役 員 14名(理事11名、監事3名)

役員名簿はこちら

職 員 嘱託2名(事務局長1名、事務局1名)